近所のスーパーにて。
店員の画力は賞賛に値する。
しかし、これでは「うなぎちらし」ではなく「ウナギイヌちらし」になってしまうではないか。
確かに、とある国では犬を食用にすると聞く。
しかし、美味とされるのは白毛、赤毛の犬で、黒毛の犬はそれほどでもないようだ。
そもそも、我々日本人にとって「犬を喰らう」という事すら未知の領域であるというのに、
「ウナギイヌ」という、鰻と犬の雑種である彼の味わいなど、
脳味噌がねじ切れるほど考えても想像がつかない。
しかも、2012年の現代に於いて、事もあろうに「ウナギイヌ」を持ち出すあたり、
作者の年齢をイタズラに詮索してしまう。
ただ、それは「ウナギイヌ」の誕生から、時を経て現代に至るまで、
「鰻をモチーフにしたキャラクター」が誕生しなかった事に他ならない。
改めて、故・赤塚不二夫先生の発想力に敬意を表したい。
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